仕事も生活もつらい…それでも変わりたいと思うあなたへ

こんにちは。ライフデザインコーチの仁美です。
“自分の人生は自分で作る”をコンセプトに、
皆さんに人生が前向きになれるような発信をしています。
「このままじゃダメだとは思うけど、何をどう変えればいいのかわからない」
「なんとなく毎日をこなしているけれど、本当の自分はこんなじゃない気がする」
そんな風に感じている30代女性は、実はとても多いです。
この記事では、
この先、どんなふうに生きたいのか。
本当にやりたいことって何だったっけ?
自分に合った働き方は?
そんな迷いや不安に飲み込まれそうになっている人へ、「思考整理ワーク」をご紹介します。
書くことで自分の本音に気づき、状況を少しずつ動かすための実践的な方法です。
私も毎日行うことで、自分の人生を理想に近づけてきました。是非取り入れてみてくださいね。
「変わりたいのに動けない」その苦しさの正体
変わりたいのに動けないのは、あなたが弱いからではありません。
むしろ、“いろんなことを抱えすぎている”からです。
・仕事の責任
・家族や周囲との関係性
・お金や将来の不安
・自分の気持ちとのギャップ
頭の中が情報や感情でいっぱいになっていると、「何をどう考えればいいか」がわからなくなってしまいます。
さらに、30代女性は“周囲に迷惑をかけたくない”“しっかりして見られたい”という思いが強いため、本音を押し込めてしまいがち。
その結果、「動けない自分」を責めて、さらに自己肯定感が下がる…という悪循環に。
まずは、「動けないのには理由がある」と認めることが、第一歩です。
行動できていないことで自分を責めない。
行動出来ない理由を明確にすれば、自分は変われると認めてあげる。
「思考整理」が心のモヤモヤに効く理由
感情が混ざっていると、人は正しい判断ができなくなります。
たとえば――
- 本当は疲れているのに、「頑張らなきゃ」と無理をする
- 自分の希望より、「周りがどう思うか」を優先してしまう
- 「今の仕事に違和感があるけど、辞めたら不安」と動けずにいる
こうした“感情の混線状態”を整理していくために有効なのが、「書くこと」=思考整理ワークです。
書くことで、
・頭の中にあることが客観視され、気持ちが落ち着く。
・「何が問題なのか」「何を望んでいるのか」が徐々にクリアになり、思考が整う。
やりたいことを見つけるための5つの思考整理ワーク
ここからは、実際に「やりたいことがわからない」という状態から抜け出すための思考整理ワークをご紹介します。
ノートでもスマホのメモでもOK。思いつくままに書いてみてください。
① 何が嫌かではなく「何を大事にしたいか」に気づく
まずは、「今、どんなことがイヤだと感じているか」をリストアップしてみましょう。
その後、それぞれの「イヤだ」の裏にある【本当はこうありたい】を探ってみてください。
例えば:
・「通勤がしんどい」→ 本当は、もっとゆとりのある時間を大事にしたい
・「上司の顔色をうかがってばかり」→ 本当は、自分の意見を尊重したい
・「人と比べて落ち込む」→ 本当は、安心できる自分のペースを見つけたい など
“嫌なこと”は、自分の価値観を知るヒントになります。
② 違和感のある時間・空間・人間関係を書き出す
次に、「なんとなく苦しい」「居心地が悪い」と感じている瞬間を振り返ってみましょう。
例えば:
・どんな場所で?
・どんな人と?
・どんな言葉や出来事があった?
違和感に気づくことで、「本当はどんな環境を望んでいるのか」が見えてきます。
無理に変えようとせず、まずは自覚することが大切です。
③ 「ワクワクした瞬間」を思い出して言語化する
一方で、過去に心が動いた瞬間、夢中になったことはありませんか?
例えば:
・時間を忘れて打ち込んだこと
・褒められて嬉しかった経験
・こんなことができたらいいな、と思ったこと
小さな喜びや関心の記憶には、自分の「好き」が隠れています。
「やりたいこと」は、こうした記憶の延長線上にあることが多いのです。
④ 理想の1日を妄想して具体的に書く
「こんな1日が過ごせたら最高!」と思える理想のスケジュールを書いてみてください。
制限は一切なしでOKです。
例えば:
・誰とどんなふうに過ごしているか
・どんな場所で過ごせているか
・どんなやりがい・生きがいを持って過ごしているか
・何をして満たされているか
ポイントは、「肩書き」や「成功」ではなく、「感情」に注目すること。
他人からの見られ方ではなく、あなた自身はどう感じたいのか?どんな気分で生きたいのか?
それが、あなたの本音です。
⑤ 今すぐできる「小さな一歩リスト」を作る
最後に、ここまでのワークを元に「今の自分でもできそうなこと」をリストアップしましょう。
例えば:
・自分の気持ちを3行だけ日記に書く
・苦手な人との距離をほんの少し置く
・興味のあるセミナーに申し込む
・朝30分だけ、静かなカフェに行く
大きな変化はいりません。
“やってみたい”と思える小さな一歩を積み重ねることで、少しずつ道が開けてきます。

人生を変えるには、いきなり変えたいと思う方が多いかもしれませんが、未来を創るのは、今日の小さな一歩の積み重ねで出来ていると思うと、ちょっとだけ一歩を踏み出してみようと思えませんか?
思考整理を続けることで見えてくる変化
思考整理は、1回で劇的に変わる魔法ではありません。
でも、毎日少しずつ書き出すことで、確実に変化が起きていきます。
- 自分の感情に気づけるようになる
- 判断に迷わなくなる
- 他人と比べる苦しさが減る
- 本当は望んでいないことに「NO」と言えるようになる
やがて、“自分の人生を自分で選んでいる”という実感が生まれてきます。
それこそが、自己肯定感の土台になるのです。
30代だからこそ、人生を“自分の手”に取り戻そう
20代ではがむしゃらに頑張れたことも、30代になると心や体に無理がきかなくなります。
でもそれは「自分らしさ」や「本当の幸せ」に目を向けるチャンスでもあるんです。
周囲の期待や世間の正解ではなく、「私はどうしたい?」を問い直すタイミング。
人生の正解は、外ではなく自分の中にあります。
大きな決断を急がなくてもいい。
まずは、“立ち止まって考える時間”を、自分に許してあげてください。
まとめ
【やりたいことを見つける思考整理ワーク×5STEP】
① 何が嫌かではなく「何を大事にしたいか」に気づく
② 違和感のある時間・空間・人間関係を書き出す
③ 「ワクワクした瞬間」を思い出して言語化する
④ 理想の1日を妄想して具体的に書く
⑤ 今すぐできる「小さな一歩リスト」を作る
自分を知ることが、自分を好きになる一歩
やりたいことがわからない。
この先どう生きたいのか見えない。
そんなときこそ、「自分との対話」を始めてみてください。
思考整理ワークは、あなたがあなた自身と出会い直すためのツールです。
自分を知ることは、誰かと比べてダメだと思うことではなく、
「私はこれでいいんだ」と自分を認める力につながります。
今日から少しずつ、自分の声を聴く時間を持ってみませんか?
あなたの中には、きっと未来を変えるヒントが眠っています。
思考整理のやり方をもっと知りたいという方におすすめな記事:(頭の中がごちゃごちゃして疲れる人へ|思考整理のススメ)
思考整理の私の原点となった書籍:(新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。)
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