30代になってから、なんだか疲れやすくて、やる気も出なくて。
気づけば、毎日のようにベッドから出られず、ご飯もUberEats頼みの生活。
体も重くなり、服がきつくなり、鏡を見るのがイヤになる。
でも、それより辛かったのは「こんな自分を責めてしまう気持ち」でした。
運動する気力もなく、メンタルもボロボロで、何から始めたらいいかもわからない。
そんな状態から、私は約1年かけて、無理なく10kg痩せることができました。
このブログでは、同じように心と体の不調を抱える30代女性に向けて、
私が少しずつ心を整えながら、「がんばらないダイエット」で変われた方法をお伝えします。
うつっぽさと体重増加に悩んだ私の30代
30代に入り、仕事の責任が増えていくなかで、私は気づかぬうちに心が疲れ果てていました。
日々のストレス、人間関係のすれ違い、周囲に相談できない孤独感。
気がつけば、朝起きるのもつらく、ベッドの中で一日を終える日が増えていきました。
外出もままならず、気力がない状態で頼ったのは、手軽なデリバリーやコンビニご飯。動かない生活に加え、乱れた食習慣…。
体重はみるみる増え、鏡を見るのも怖くなりました。
「なんで私はこんなにだめなんだろう…」「太ってる自分がさらに嫌い…」
自分を責めて、落ち込んで、また食べてしまう。そんな負のループから抜け出せずにいたのです。
運動もろくにしてこなかった私が、まず始めたこと
まずは一歩動いてみる
「ダイエットしなきゃ」と思っても、うつっぽさで体も心もまったく動けない。
そんな私が、最初にやったのは「運動」ではなく、「ちょっと外に出ること」でした。
最初の一歩は、ベランダに出て深呼吸をするだけ。
その次は、近所のコンビニまで歩く。
それでもしんどい日は、「生きていたらOK」(笑)として、無理をしませんでした。
太陽の光を浴びて、新鮮な空気を吸うだけでも、気分が少しラクになる。
「今日は外に出られた!」と、小さな自分を認めることで、少しずつ心に余裕が生まれていったのです。
私の中での目標は「痩せること」から「自分を責めないこと」「できたことに目を向けること」へと変わっていきました。
ダイエットのためじゃなく「心を整える」ための習慣をしてみる
心が疲れているとき、ダイエットのような大きなチャレンジは逆効果になることもあります。
まさに私はその典型。ダイエットをしなきゃしなきゃと思うほど、自分にプレッシャーがかかり、より食べてしまう状態に…だから私は自分を「整えること」から始めることにしました。
- 朝、起きたらカーテンを開ける
- 白湯を一杯飲む
- YouTubeの瞑想を5分してみる
- 5分だけストレッチをしてみる
- ご飯を食べながら「今日できたこと」をノートに書く
ほんの少しの変化でも、毎日続けることで、心と体がゆっくりと安定していきました。
特に朝日を浴びることは、脳内のセロトニン分泌を促してくれるので、メンタルにはとても効果的でした。
まずは「家から出なくてもできること」から始めて、「がんばる」よりも「整える」ことが、私の再スタートの鍵だったのです。
次に私が10kg痩せるまでにやったこと
食事の見直し
生活が整い始めたことで、「ちょっと自炊してみようかな」という気持ちが芽生えました。
最初は、近所のスーパーやコンビニに行くこと自体が散歩がわり。少しの買い物が、運動にもなりました。
毎日ちゃんと料理するのは無理だったので、納豆ご飯・卵かけご飯・プロテインとバナナなど「とにかく手を抜く」ことを大切に。
それでも、デリバリーをやめただけで、体は少しずつ変化していきました。
また、食事で足りない栄養を補うために、鉄・ビタミンB群・マグネシウムのサプリを取り入れたのも良かったです。
メンタルの安定や代謝の改善に役立ちました。
完璧じゃなくても、「少しだけ良い選択」を積み重ねることで、メンタル面も安定し、結果的に10kg痩せることができたのです。
早起き習慣
引きこもりのピークだったときは、毎日ベッドに横になりながらゲームやYoutubeを見て一日が終わる生活を毎日送っていました。
何かを改善しようとしても全くやる気が起きず、罪悪感にさいなまれ自分を責める…という負のループを断ち切るためにまずしたことは「とりあえず早起きをしてみる」でした。
12時に起きていたのを11時に、10時に…と少しずつチャレンジし、8時~9時の間に起きれるようになることをを目標に少しずつ前進。
早起きできると、不思議と「少しだけ運動しよう」「ゆっくりコーヒーでも飲もうかな」などやりたいことが自然とでてくるようになりました。
ここで重要なのは、できなかったとしても絶対に自分を責めないこと。
できなかったらまた明日チャレンジすればいいんです。私は生きているだけでえらい精神を忘れずにいることがメンタルを保つ秘訣です。
メンタル不調でも自分を責めないダイエットの考え方
このダイエット体験を通じて、私がいちばん学んだのは「自分を責めないことの大切さ」でした。
「今日は歩けなかった」「また甘いものを食べてしまった」
そんな日があっても、「大丈夫。明日またちょっと整えればいい」と思えるようになることが、一番の変化でした。
焦らなくてもいい。比べなくていい。
少しずつでも前に進めば、それは立派な前進です。
小さな一歩でも、気づくととても大きな一歩になっています。
今、もし「ダイエットなんて無理」「うつで何もできない」と感じている方がいたら、
まずは、自分を大事にすることを最優先にしてください。
ダイエットは、体の変化だけじゃなく、心の変化の旅でもあるのだと思います。
焦らず自分ができたことを見つけて、少しだけでも前に進んでいる自分自身を大切に過ごしてあげてくださいね。
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