仕事のストレスが限界に達し、うつ状態に。気づけば家から出られなくなり、10キロも激太り…。
この記事では、引きこもり状態から少しずつ回復し、無理なくダイエットに成功した私の実体験をお伝えします。
同じように「しんどい」「動けない」と感じている方の励みになれば嬉しいです。
仕事ストレスで激太り…30代女性によくある体型変化の悩み
30代以降、代謝が落ちるって本当?
「最近、ちょっと食べただけで太る気がする…」
30代に入ってから、そんなふうに感じることはありませんか?実はそれ、気のせいではありません。
30代になると、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー量)が徐々に低下していきます。20代をピークに代謝は少しずつ落ちていき、同じ食事量でも脂肪がつきやすくなるのです。
特に、運動習慣がない人や、デスクワーク中心の生活をしている人ほど、この影響を受けやすくなります。私自身、仕事中心の毎日で体を動かすことがなく、知らないうちにどんどん太っていきました。
ストレス太りはなぜ起こるのか?(ホルモンと自律神経の視点から)
仕事でのプレッシャー、人間関係、将来の不安…。30代の女性は、心の負担が体に出やすい年代でもあります。
慢性的なストレスを感じると、体の中では「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。このホルモンは、本来は体を守る働きを持っていますが、過剰になると脂肪をため込みやすくなるという性質も。
特に、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるのが特徴です。
さらに、ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、睡眠の質が下がったり、食欲が暴走したり…。
私の場合も、「もう何もしたくない」と思う日が増え、気づけば毎日のように食べて寝るだけの生活になっていました。
その結果、わずか数ヶ月で10キロの激太り。気づけば心も体も重くなってしまい、外に出るのもおっくうになり、引きこもり状態に。
私が10キロ太ってしまった原因
体調を崩し、仕事をやめて引きこもりに
当時、心身ともに限界を感じて体調を崩し、やむなく仕事を辞めることになりました。そこからは一日中家にこもる生活に。外出もしない、誰とも話さない、ただスマホを眺めて時間が過ぎていく毎日…。心の元気がなくなると、自然と体も動かなくなっていきました。
ストレス解消方法が食事で、毎日UberEats生活に
気づけば、ストレスを解消する手段が「食べること」になっていました。特に、外に出なくても食べ物が手に入るUber Eatsに頼り切りの生活。油っこいものや糖質中心のメニューばかりを選んでしまい、あっという間に体重が増加。気づけば10kgも太っていたのです。
今まで運動をしたことがほとんどなく、筋肉不足がより拍車をかけた
もともと運動習慣がなかったこともあり、筋肉量が少なかった私。筋肉が少ないと基礎代謝も低くなり、太りやすく痩せにくい体質に拍車がかかっていました。筋力がないことで疲れやすくなり、ますます体を動かさない悪循環に陥っていました。
引きこもりの私が、どうやって10キロ痩せたのか【実際にやったこと】
まず5分の運動から始めてみた(「がんばらない」ウォーキングから)
「何か始めなきゃ」と思っても、いきなりハードな運動は心も体もついていけませんでした。だからこそ、まずは近所を5分歩くだけからスタートしました。引きこもりだった私にとって、「外に出て陽を少しでも浴びること」と「がんばらないこと」が成功のカギでした。短時間でも毎日続けることで、だんだんとやる気が湧いてきたんです。
そのおかげで、スーパーやコンビニまで散歩できるようになり、UberEatsの生活からも抜け出すことができました。
食事改善(栄養バランス+食べる時間の工夫)
食生活は一気に変えず、「朝食をとる」「たんぱく質をしっかり摂る」など、できることから少しずつ改善していきました。
特に意識したのは、UberEatsをやめて自炊を増やしたこと。散歩のときにスーパーやコンビニで食材を購入し、帰宅後は自分で簡単な食事を作るようにしました。
作るだけでえらい!と自分を褒め称えつつ、、笑
作る気力がないときはご飯を炊いて、納豆をかけて食べる。それだけで良しとしていました。
完璧を目指さず、できることから取り組むことが私の継続の秘訣でした。
早起きをすることを心掛けて、メンタル回復と代謝UP
夜型の生活リズムを見直し、朝日を浴びることを意識しました。
最初はつらかったものの、朝の光にはセロトニンの分泌を促し、メンタルを整える効果があると知り実践。
早起きと朝の散歩を続けるうちに、気持ちが前向きになり、体の代謝も上がったように感じましたし、夜もぐっすり寝られるようになったのも、早起きして得られた大きなメリットでした。
サプリも活用(軽く紹介)
毎日の食事だけでは補いきれない栄養素は、サプリメントで補助しました。
特に取り入れていたのは、鉄分・ビタミンB群・マグネシウムなど、ストレスや疲労に関わる栄養素です。
あくまで「補助」としての利用ですが、体調が安定し、エネルギーも出やすくなりました。
とくに鉄分は日々の食事から取り入れづらいこともあり、とても効果がありました。
びっくりするほど明らかに疲れっぽさがなくなったんです!
同じ悩みを持つ方へ伝えたいこと
自分を責めないことが第一歩
「また太ってしまった…」「私は意志が弱い」そんなふうに自分を責める気持ち、とてもよくわかります。でも、体型の変化にはホルモンや自律神経、栄養状態など、努力だけではコントロールしにくい要因もたくさんあるんです。だからこそ、まずは自分を責めないことが回復の第一歩です。
すぐに効果を求めない。できることから少しずつ
生活習慣を全部変えるのは無理があります。私も、運動も食事も「完璧にやる」より「毎日ちょっとだけやる」ことを続けました。完璧じゃなくていい。できることを、できる分だけ。そんな積み重ねが、いつの間にか大きな変化になっていました。
「30代からでも変われる」体験からのメッセージ
「もう30代だから無理かな…」と感じていた私ですが、今では人生で一番身体を動かして、食べ物にも気を付けられるまでに回復し、体も心だけでなく、人生まで変えていくことができました。
年齢はただの数字。つらい時期が続いていたとしても、何歳からでも、少しずつ前を向いて歩いていけば、自分を取り戻せます。この記事が、同じような悩みを抱えるあなたの一歩になればうれしいです。
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